志望動機作成のポイント
面接官の目に留まる志望動機を作成しよう
小児科を希望する人の多くは「子どもが好きだから」という理由で応募しています。ですが、ただ子どもが好きだからというだけではインパクトはありませんよね。他の応募者と差がつかず、見逃されてしまうかもしれません。インパクトを残すにはプラスアルファの理由が必要です。どうして子どもが好きなのか、具体的なエピソードを盛り込むといいでしょう。エピソードは語り方次第で面接官に感動を与えます。「なぜ子どもが好きなのか」「小児科を希望する理由は何か」をきちんと説明できるようにしておきましょう！
前向きな気持ちや積極性を伝える
子どもが好きなナースにとって小児科は楽しいと感じる瞬間が多い職場ですが、全員が元気に退院していくわけではありません。悲しい結末に「何もできなかった…」と無力感を感じることもあるでしょう。また、つらい検査を何度も行う現実を目の当たりにするなど、厳しい場面もたくさんあります。面接官は応募者の人柄だけではなく、そういった現実をきちんと理解しているのかどうかも確認しています。「子どもと接する中で自分ができること」や「現実が思っているよりも厳しいことは分かっているがそれでも子どもが好きなので力になりたい」と、知らないことがたくさんあることを認めたうえでさらに学びたいことがあることをアピールすると、面接官の心に残りやすくなります。
年齢が低いほど意思の疎通が難しくなります。子どもが何を求めて、何に悩んでいるのか、こちらからの声掛けに反応してくれているのか、を読み取るためにはコミュニケーションスキルが必要不可欠です。大人を対象とした一般的な病院の経験しかない人にとってはこれまでのコミュニケーションスキルが通用するか不安になるかもしれません。ですが、その不安な気持ちを逆手にとって志望動機に盛り込んでみましょう。「これまで身につけたコミュニケーションスキルが通用するかチャレンジしてみたい」や「自分に足りないところを学びたい」といったように積極性をアピールすると高評価につながる可能性もあります。
小児科ならでは！の部分をアピールする
小児科は専門的で特殊な処置も多いため、知識や技術が必要となる場面が一般的な病院よりもたくさんあります。「ナースとしてスキルアップするためにもそういった知識や技術を身につけたい！」とアピールするのも良い方法です。小児科でなければ学べない知識や技術を身につけたいという意欲を前面に出しましょう。
